Vol.39 ウとウミツバメの仲間
(ミズナギドリ目ウミツバメ科7種/ペリカン目ウ科4種)

このページにある写真
ハイイロウミツバメ オーストンウミツバメ クロウミツバメ

わたしのウミツバメの想い出と言えば

北海道に行った時の釧路航路だったか、崖っぷちだったか記憶がさだかではないのですが…
(なにせ10年以上も前の記憶ですので)
遥か遠くの海上を群れをなして飛ぶウミツバメらしきもの。
それを、ささっと双眼鏡で見ては、

ああ、あれはヒメクロ
今のはコシジロ

と、次から次へと識別していく探鳥仲間のKくんの姿がわたしの想い出です。

わたしにはどの鳥も同じ鳥にしか見えず、どうやればそんなに識別できるのか どうにも不思議でした。 当然わたしの野鳥チェックリストのウミツバメの欄はまっしろしろ。
今回彼にインタビューをして、海鳥の魅力を語っていただきたかったのですが、 お互い時間が取れないので、断念しました。

わたしには見えないウミツバメの世界。
あなたには見えますか?

ウミツバメの世界、このページで堪能していただけたら幸いです。

(MURASE)


●ハイイロウミツバメ (Oceanodroma furcata
【撮影者】M.FUKAGAWA
【データ】千葉県銚子 1月
NIKON D1 AFS300mmF2.8
1/1000 (秒) F4.0 ASA200相当
【コメント 】天気が悪いと港には様々な海鳥が訪れる。
しかし大抵は嵐の最中なので写真を撮るのは難しい。
このときは風は強いが晴れていて、そういう意味では絶好のコンディションだった。


●オーストンウミツバメ (Oceanodroma tristrami
【撮影者】M.FUKAGAWA
【データ】小笠原航路 4月
Nikon F4 Nikkor ED400mm F3.5 RVP
【コメント 】光線状態にもよりますがオーストンはアナドリよりは、かなり黒く見えます。


●クロウミツバメ (Oceanodroma matsudairae
【撮影者】Y.KUBOTA


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