アホウドリの仲間
極限にまで発達させたグループである。 グライダーのように細長い翼を張ったまま、 大海原を自由自在に翔けまわるその姿は感動的だ。 (KUBOTA) |
写真リスト
◎「アルバトロスの名の由来は?」
スポーツニュースでタイガーウッズの活躍を報じていた。 |
夫 『2アンダーのことを イーグル って言うんでしょ?』 夫 『3アンダーのことを アルバトロス って言うんだけど、どういう意味か知ってる?』 私 『知らにゃーい。おちえて。』 夫 『 アホウドリ のことだよ。』 私 『え? アホウドリ ??』 |
アホウドリ は、伊豆諸島の鳥島で繁殖しているが、現在は極端に数が減り、絶滅が心配されている鳥である。 警戒心が非常に弱く、簡単に捕まえられるので アホウドリ の名がついたらしい。 崩壊の危険のある場所にコロニー(集団営巣地)があるため、より安全な場所へ移そうと、デコイ(模型)でおびき寄せたところ、今年は一組のカップルから雛が巣立っていったと報じられていた。 デコイに騙されるなんて、やっぱり アホウ ・・・・・、と思ったものだ。 |
私 『何で3アンダーは、 アホウドリ なの?』 夫 『ん〜・・・・・。』 |
夫はちょっと考えてから、ゴルフ音痴の私に、アルバトロス がいかに凄いか、というところから順に説明し、こう結論づけた。 |
夫 『・・・・・でねぇ・・・、ショートコースのホールイン・ワンよりも凄いことなの。だから、 そんなことをしちゃうヤツは、もはや アホウ なんじゃない?』 私 『ほんとぉ〜??』 |
なんだかだいぶ怪しげな説だが、巷では相当の理屈屋で通っている夫が言うのだから、案外そうなのかもしれない・・・・・。 (・・・・・いや、待てよ?) 私はそこで、もっと根本的な疑問にぶち当たった。 (そもそも、 アルバトロス に アホウ という意味はあるんか・・・・・??) (SHIMIZU) |
●アホウドリ (Diomedea albatrus)
アホウドリは日本の鳥の中で最も数奇な運命をたどってきた。一時は乱獲され絶滅したと信じられたこの鳥も、今確実に地球上によみがえりつつある。 |
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●コアホウドリ(Diomedea immutabilis)
日本近海で、一番ポピュラーな種類である。時には百羽単位の群翔をみかける。釧路行きのフェリーに乗ると、銚子沖でよく見かけたものだ。その東京←→釧路航路もこの秋にはなくなってしまう。残念なことである。 |
●クロアシアホウドリ(Diomedea nigripes)
全身真っ黒のアホウドリである。アホウドリ類の仲間は子供の頃、黒い綿羽に覆われていて、アホウドリやコアホウドリは大人になると、まるでウェディングドレスを身にまとったごとくに、白っぽく変わる。その中でこのクロアシアホウドリは黒いままだ。なんかちょっと不公平かなぁ? | |
写真上 |
写真右下 |
次は、ミズナギドリの仲間です。
アホウドリ、よかったですねぇ。アホウドリから海鳥の世界にはまっていく人は多いです。(KUBOTA)