Vol.29 ツクシガモとアイサなどの仲間
〜アイサ類その1〜
(カモ目カモ科ツクシガモ属アイサ属など 8種)
アイサ類は日本には冬鳥として渡来し、一部北海道で繁殖が確認されている。アイサ類の嘴は主食の魚を捕らえたり、保持したりするのに都合が良いように、細く伸びて先が曲がり、のこぎり状の歯が発達している。 メスは地味で、遠くから観察する場合、識別に苦労してしまう。 ただし、雄の姿を間近で観察する機会に恵まれると、うっとりしてしまいこれらの魅力の虜になるに違いない。 (KUBOTA) |
アイサの仲間はカモの中ではもっとも愛想のないグループです。 |
●ウミアイサ (Mergus
serrator) 頭のフサフサがとってもオシャレなカモである。カワアイサより北方傾向があり、 【撮影者】
M.FUKAGAWA |
●ウミアイサ飛翔 (Mergus
serrator) 翼上面に白地に黒のラインが入ることが、カワアイサとの識別点とされている。 【撮影者】
H.TANAKA |
●カワアイサ (Mergus
merganser) ウミアイサにあるような頭部のフサフサしたものはない。水上に浮いている時にはあまり確認できないが、雄の体下面はうっすらとピンク色を帯びており、とても美しい。目の前で見ると今関東で話題のお姫様(ヒメクビワカモメ)の色にも、似ている。 【撮影者】
M.FUKAGAWA |
次は、アイサの仲間その2です。
『パンダガモ』の登場!(KUBOTA)