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お父ちゃんとアオジ(えさ台の思い出−冬−)
お父ちゃんが入院した。 病院の駐車場に車を止めて、歩き出すと、 隣の雑木林から、冬にやってくる小鳥・アオジの声が聞こえた。
(もうすっかり冬だなあ・・・。)
ある冬の日、私が窓辺のベットでうつらうつらしていると、
「チッ、チッ、チチ・・・」と、か細い鳥の声がする。
翌日、また声がしたので、今度はそぉ〜っと起き上がり、覗いてみた。 (かわいいなあ・・・。) 彼らは、「えさ台」からこぼれ落ちた、「ジュウシマツの餌」をつついているよう だった。 それから毎日、彼らはやってきたが、絶対に「えさ台」には上らず、 いつも地面をつついていた。 ちょっとでも気配を感じると、すぐに薮の方に逃げてしまう。
私は庭に出て、「ジュウシマツの餌」を一面黄色くなるくらい、撒いた。 「せっかく、お父さんが「えさ台」作ってやったのに、何で地面に撒くん??」
その頃の私は、チョー反抗期だったので、 お父ちゃんは、(何で?)という顔をして、家の中に入っていった・・・。
(SHIMIZU)
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●アオジ (Emberiza spodocephala) |
●シマアオジ (Emberiza aureola) |
●ノジコ (Emberiza sulphurata) |
次は、ジュリン・クロジの登場です。 (MURASE)
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