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バードウォッチャーの社会的役割シリーズその3 【ホオジロって知ってますか?】 バードウォッチャーだということが身の回りに知れ渡っていると、 いろいろと鳥に関する問題がやって来る。
ある日、会社の構内で拾ったという小鳥が私の元にやってきた。
『ちの君、これどうすればいい?』 (そうこう言っているうちに、部署のギャラリーが集まってきた。) 『とりあえず餌をやってみるよ。』 私の経験では、飛んで窓ガラスにぶつかった鳥は助かった試しがない。 落ちてしばらくは生きているが、 くちばしから思い切りぶつかってしまうと、 かなり重い脳しんとうを起こしてしまうようだ。 『しかし、そのホオジロ、すごくきれいですね。』 (ホオジロを間近に見れたのでちょっと感動している。 バードウォッチャーの悪い癖だ^^;)
『えぇ〜!これ、スズメじゃないの〜?』 『さっきから、ホオジロって言ってるじゃないですか! ほら、おなかがきれいなオレンジで、ほっぺが白いでしょ! 眉斑も白いし、スズメより大きいし...』
『えぇ〜!!びっくり〜!!!これがスズメじゃないとは。』 私の予想に反して、 その先輩によって水と餌を与えられたホオジロは、 数時間後元気に飛んでいったそうだ。
『ピーちゃん、元気に飛んでったよ!』 バードウォッチャーと一般人とのギャップは大きい。 (CHINO)
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●ホオジロ (Emberiza cioides) |
●ホオアカ (Emberiza fucata) |
●カシラダカ (Emberiza rustica) |
●ミヤマホオジロ (Emberiza elegans) |
次は、アオジ・ノジコの登場です。 (MURASE)
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