ショウドウツバメ | ツバメ | リュウキュウツバメ |
この仲間は、スズメ・カラス(ブト・ボソ)につぐ「身近な鳥」の代表格でしょう。 町中で繁殖するし、巣の場所は一発で誰でも分かるし、巣にいるヒナも見やすいし、お気軽に観察する対象としては申し分ありません。 日本で繁殖するのは、5種で、うちリュウキュウツバメは琉球列島、ショウドウツバメは北海道でのみ繁殖します。 (SASAKI) |
「私に心配をかけるツバメ達」 関東の低地でもっとも普通に見られるのはツバメですが、 ここ30年くらいの間に山間部にいたイワツバメが低地でも繁殖するようになりました。 バードウォッチャー的には、嬉しいものですが、 ツバメとのあいだにケンカがおきないか心配になります。 しかし実際には、ツバメが商店街のアーケードみたいなところに巣を作るのに対し、 イワツバメは学校・庁舎みたいな大型コンクリート建造物に巣を作ります。 また、飛んでいる高さ(餌を取る空間)もイワツバメの方が見た感じ高いようで、 案外うまくやっているようです。 |
ショウドウツバメ以外の日本で繁殖するツバメの仲間は、
泥を運んで巣を作ります。
短い足で地面に降りているのを見ると、一瞬、落鳥してるのかと心配してしまいます(笑)。
ツバメの巣は上が開いた皿型、
イワツバメはわん型で上は建物の天井とくっついていて出入り口が横にあります。
ツバメやイワツはよく古巣をつかうようです(コシアカツバメは不明)。
そうすると、風通しの悪い巣を作るイワツバメの巣なんて、
年々寄生虫の巣窟になっていくんじゃないかと心配してしまいます。 更に、イワツやコシアカツバメの巣は、 スズメやヒメアマツバメに横取りされることもよくあるらしくて、心配のタネは尽きる事がありません。 (SASAKI) |
実は、もっと心配な事があります! それは、子供がツバメの巣を中華のツバメの巣 と間違えて食べてしまう事です。 すいません、それは私です。 ただの泥の固まりでした!(笑) (CHINO) |
●ショウドウツバメ (Riparia riparia)
日本では北海道に渡って来て集団繁殖する。
本州などでは渡りの時期に見る事が出来るが、狙って見られるほど多くはないか?
自分のフィールドに通わないと会えないかも。
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●ツバメ (Hirundo rustica) ツバメの仲間では最もポピュラーな種類。 遠目には黒い背中と白い腹、赤い喉のパターンに見えるが、 近くで見るとブルーに光る黒であることが分かる。 人家に巣を作るのは、安全なことと、餌になる虫が多いことから。 人の住まない家には巣を作らないという話もある。(CHINO)
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●リュウキュウツバメ (Hirundo tahitica) 琉球諸島に留鳥として棲む(知らなかった^^;)。 図鑑に描いてある絵より、実物はもっとツバメに似ている。 写真に撮ろうとするが、電線にとまっているものばかりで良い写真を撮るのは難しいかも? やはり繁殖初期に行って、地面で泥を取っているのを狙うのが良いのかな。(CHINO) |
もう1ページあります。
(CHINO)