其 の 二 十 三 |
シギやチドリの仲間(3) | シギ・チ第3弾は、シギ科のクサシギ属やオオハシシギ属など8属を紹介します。 | ◎チドリ目 ■シギ科21種 |
今回紹介出来るのは、シギ科の中くらいの大きさの属のうち、
この中で一番種類の多いのがクサシギ属で9種、
次がオオハシシギ属で3種、
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クサシギの仲間は、中ぐらいの大きさ、
グレー系の背中にスマートなスタイルで互いによく似ています。
すぐ近くで観察するのであれば簡単に見分けられますが、数百メートルも遠く離れたところにいる場合などは
特徴を総合的に判断しないと見分けることは非常に難しいです。 個人的には、バードウォッチングを始めたばかりの頃は、クサシギ、 タカブシギとキアシシギが似ていて見分けるのが難しかったです。 それでは、クサシギの仲間の比較的見やすい種類から紹介しましょう。 (CHINO) |
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●クサシギ (Tringa ochropus)
クサシギ属のトップバッターのクサシギ。
言葉で表現するには特徴がありません。
強いてあげれば、のっぺりした背中と、白いアイリング(目の回り)でしょうか?
そういえば、「チュイリー」という声が特徴ありますね。(CHINO)
体長は24cm。旅鳥、冬鳥。
写真/夏羽
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●タカブシギ (Tringa glareola)
特徴は、名前の由来(鷹斑)にもなっているまだらの背中。
クサシギもそうですが、内陸の田んぼや湿地に多い。足の色は黄色ですが、写真のように緑っぽい個体もいるので注意が必要。(CHINO)
体長21.5cm。旅鳥。通称「タカブ」。
写真
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●アオアシシギ (Tringa nebularia)
足が青く長いのが特徴です。
くちばしもよく見ると上に反っていて、遠くでシルエットにしか見えないときでもOK。
前の2種よりもずっと大きく、比較的わかりやすいシギです。(CHINO)
体長35cm。旅鳥。通称「アオアシ」,「タダアオアシ」。
写真/幼羽 |
●コアオアシシギ (Tringa stagnatilis)
アオアシシギの一回り小さいバージョンで、
アオアシシギに比べるとちょっと珍しい。
ただ小さいだけではなく、足やくちばしが細長くカッコイイシギです。
体長24.5cm。旅鳥。通称「コアオ」、「コアオアシ」。
写真/幼羽 |
《1ページ目編集後記》 シギチシリーズも今回で第3弾になりました。 3回目ともなると、だんだんシギチ話のネタがなくなってきますね(^_^;)。 GIFアニメの方もかなり作るのがきつくなって来ましたが、逆に出来は良くなって来ました。 あとは根性でやりぬきます。(CHINO) |