シギやチドリの仲間(3) シギ・チ第3弾は、シギ科のクサシギ属やオオハシシギ属など8属を紹介します。 ◎チドリ目
■シギ科21種


 今回紹介出来るのは、シギ科の中くらいの大きさの属のうち、
アシナガシギ属ヘラシギ属を除く8属です。

この中で一番種類の多いのがクサシギ属で9種、 次がオオハシシギ属で3種、
その次がキアシシギ属の2種で、 その他の5属がそれぞれ1種づつの構成になります。

クサシギの仲間は、中ぐらいの大きさ、 グレー系の背中にスマートなスタイルで互いによく似ています。 すぐ近くで観察するのであれば簡単に見分けられますが、数百メートルも遠く離れたところにいる場合などは 特徴を総合的に判断しないと見分けることは非常に難しいです。

個人的には、バードウォッチングを始めたばかりの頃は、クサシギ、 タカブシギとキアシシギが似ていて見分けるのが難しかったです。

それでは、クサシギの仲間の比較的見やすい種類から紹介しましょう。

(CHINO)


シギチB−1ページ 写真リスト クサシギ タカブシギ アオアシシギ コアオアシシギ


●クサシギ (Tringa ochropus

 クサシギ属のトップバッターのクサシギ。 言葉で表現するには特徴がありません。 強いてあげれば、のっぺりした背中と、白いアイリング(目の回り)でしょうか? そういえば、「チュイリー」という声が特徴ありますね。(CHINO)

 体長は24cm。旅鳥、冬鳥。

写真/夏羽
【撮影者】 M.FUKAGAWA
【データ】 茨城県桜川村甘田干拓


●タカブシギ (Tringa glareola

 特徴は、名前の由来(鷹斑)にもなっているまだらの背中。 クサシギもそうですが、内陸の田んぼや湿地に多い。足の色は黄色ですが、写真のように緑っぽい個体もいるので注意が必要。(CHINO)

体長21.5cm。旅鳥。通称「タカブ」。

写真 
【撮影者】 Y.KUBOTA
【データ】 1993年5月3日 長崎県対馬
 PENTAX Z-1 PENTAX A*645 600/5.6ED RVP


●アオアシシギ (Tringa nebularia

 足が青く長いのが特徴です。 くちばしもよく見ると上に反っていて、遠くでシルエットにしか見えないときでもOK。 前の2種よりもずっと大きく、比較的わかりやすいシギです。(CHINO)

体長35cm。旅鳥。通称「アオアシ」,「タダアオアシ」。

写真/幼羽
【撮影者】 N.MATSUDO
【データ】 PENTAX Z-1P smcPENTAX67 M*6.7/800ED


●コアオアシシギ (Tringa stagnatilis

 アオアシシギの一回り小さいバージョンで、 アオアシシギに比べるとちょっと珍しい。 ただ小さいだけではなく、足やくちばしが細長くカッコイイシギです。
たまに、足が黄色い個体がいて超珍しいコキアシシギと間違われたりします。 (CHINO)

体長24.5cm。旅鳥。通称「コアオ」、「コアオアシ」。

写真/幼羽
【撮影者】 M.FUKAGAWA
【データ】 1993年4月17日 茨城県出島村
 Nikon F3 Nikkor ED800mm F5.6


《1ページ目編集後記》 シギチシリーズも今回で第3弾になりました。 3回目ともなると、だんだんシギチ話のネタがなくなってきますね(^_^;)。 GIFアニメの方もかなり作るのがきつくなって来ましたが、逆に出来は良くなって来ました。 あとは根性でやりぬきます。(CHINO)