Vol.5 

(コウノトリ目サギ科11種、コウノトリ科2種、トキ科4種)


写真リスト
ササゴイ サンカノゴイ ヨシゴイ アカガシラサギ


Vol.5では、ゴイサギの仲間と、コウノトリの仲間を紹介します。

ここで紹介する「ゴイサギの仲間」は、前回(Vol.4)の「首の長いサギ」とは対照的に、
ずんぐりむっくりした体型をしています。

彼らの多くは、よく魚を捕ります。
水辺で、微動だにせず「じじじっ・・・」と、根気よく待ち構えている姿には、
観察しているこちらまで、肩が凝ってきそうです。
うまく、捕まえることができたら、拍手を送ってあげましょう。

ササゴイは、待ち伏せるだけでは飽き足らず、葉っぱなどを水面に落として、
餌に見せかけ、魚をおびきよせることもあるそうです。
結構、アタマがいいんですねぇ・・・。

それでは、ゴイサギの仲間から、紹介していきましょう。(SIMIZU)


●ササゴイ (Butorides striatus

川の堰提で魚が上って来るのを待ち構えているササゴイ。
真剣な顔をしている。 ちょっときれいじゃないような溝川にもいるゴイサギと違って、きれいな清流に多い。 背中の笹?模様も良い感じですね。(CHINO)

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1992年6月29日 東京都稲城市多摩川 PENTAX Z-1 smcPENTAX F*4/600


●サンカノゴイ (Botaurus stellaris

夕方から活動するので写真には撮りにくい鳥です。
ゴイサギの仲間の中では最大の体長70cm。(CHINO)

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 1989年5月 千葉県  【コメント】普通は芦原に潜み朝夕しか見られないが、良く飛ぶ季節もあるらしい。


●ヨシゴイ (Ixobrychus sinensis

名前の通り葦の中に棲むサギです。 見通しの良い場所で飛ぶのを待ちましょう!薄暗い日の方が見やすいかもしれません。(CHINO)

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1997年6月8日 埼玉県浦和市大久保農耕地 PENTAX Z-1P smcPENTAX67 M*6.7/800


●アカガシラサギ (Ardeola bacchus

日本ではめったに見られない珍しいサギです。 写真は冬羽で、首から先が白と茶色の縞模様が目印。(CHINO)

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1997年2月 神奈川県横浜市緑区       PENTAX Z-1P smcPENTAX67 M*6.7/800


次は、ゴイサギが登場します!(SIMIZU)