写真リスト
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「極寒のガン・カモ・ウオッチング」
秋の紅葉もピークを過ぎ、
「遠いところから、ごくろうさん!」
冬はガンの仲間が渡ってくる季節。
ガンの渡ってくる地域は局地的ですので、
北海道・ノサップ岬の先端で、海ガモを探すのも、
東日本屈指のガン・カモポイント 宮城県伊豆沼。
まだ暗いうちに到着したウォッチャーは、 「あ〜あ、行っちゃった。」 「うおぉ〜!」 何千羽(?)というガンたちの飛び立ちを眺めながら、喜んでいたのを思い出します。 「今年もシジュウカラガン見れたね!」 (CHINO)
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それでは、ガンの仲間から紹介しましょう!
●マガン (Anser albifrons) |
ガンの仲間で、最も数の多いのがマガン。
後で紹介する希少種がガンの群れに混ざっていることが多いため、マガンの姿はよ〜く覚えておきたい。 若い個体では、体の大きさや、額の白い部分が小さかったりするので注意が必要。 田んぼに降りて、餌を食べている時などは比較的観察しやすい。(CHINO) |
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●シジュウカラガン (Branta canadensis) |
マガンの群れに混ざっているが数が少ない。
シジュウカラのような、白いほっぺが目印。 最近、放鳥されて一時期より数が回復している。 マガンの群れを発見したら、まずシジュウカラガンを探してみよう! (CHINO) |
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●ヒシクイ (Anser fabalis) |
マガンより大きいガンで、マガンの次に数が多いが、別の群れで行動しているため群れを見つけないといけない。 ある程度近くに群れを発見したらクチバシの先の黄色いのが分かるが、 距離がある時は頭からクチバシにかけてのシルエットでマガンと区別できる。 日本には、オオヒシクイ(Anser fabalis middendorffii)、ヒメヒシクイ(Anser fabalis curtus)、 ヒシクイ(Anser fabalis serriostris)の3つの亜種が渡ってくる。 写真は、2番目に少ないオオヒシクイ。 (CHINO) |
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●カリガネ (Anser erythropus ) |
マガンに似た種類だが、ふたまわりほど小さいガン。 クチバシが小さく、黄色いアイリングがあるのが目印。 普通、マガンの群れの中にいるので、たくさんのマガンの中から1羽から数羽混ざっているのを探し出すのがポイント。 マガンの若鳥と間違えないように注意が必要。 (CHINO) |
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次は、ちょっと珍しめのガンの仲間です。
(CHINO)