今回紹介するのは、カモの仲間の中でも、 淡水の池で見かけることの多い日本産のカモ12種です。 彼らはみな、水草や落ち穂など植物質のものを主食としています。 基本的には夜行性で、昼間は水に浮かんで寝ていることが多いのですが、 そんなときでも 流されないように水面下で水掻きを掻いているさまは、 ことわざにもなっているとおりであります。 (KOZONO)
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オシドリ Aix galericulata | マガモ Anas platyrhynchos | コガモ Anas crecca |
ハシビロガモ Anas clypeata | カルガモ Anas poecilorhyncha | シマアジ Anas querquedula |
ヨシガモ Anas falcata | オカヨシガモ Anas strepera | オナガガモ Anas acuta |
トモエガモ Anas formosa | ヒドリガモ Anas penelope | アメリカヒドリ Anas americana |
以上の他、
ナンキンオシNettapus coromandelianus アカノドカルガモAnus luzonica ミカヅキシマアジAnus discors |
については、未公認ながら国内からの記録が有ります。
●オシドリ (Aix galericulata)
名前の由来は、つがいの片方が死んじゃうと、
もう一方が相手をオもってシんじゃうトリ。
夫婦仲が良いことの象徴とされています。
でも、実際は、毎年違う相手とカップルになってるんですって。
冬季、新宿御苑や井の頭公園にはたくさんいます。(KOZONO)
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●マガモ (Anas platyrhynchos)
アヒルの原種です。色合いから「あおくび」とも言われています。
川や池で普通に出会うことが出来ます。(KOZONO)
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●コガモ (Anas crecca)
コガモは小鴨です。子鴨ではありません。 小さいけれど親かも。
冬の石神井公園では間近で見ることが出来ます。(KOZONO)
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●ハシビロガモ (Anas clypeata)
くちばしがシャベルみたいカモ。 食べ物を捜して集団でぐるぐるまわるカモ。
上野の不忍池にパン持っていくと、手までかみついてくれるカモ。(KOZONO)
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次は、カルガモの登場です。 (KOZONO)
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