レンジャク。私が好きな鳥の種類です。 どこが好きかといえば、きれいな色はもちろんのこと、尾の先が赤いとヒレンジャク、 黄色いとキレンジャクという大変分かり易いネーミングも好きです。 そして、そのぷっくりした姿態。 可愛い人間の幼児を愛でるような気分にどうにもなってくるのは 私だけでしょうか？（そう、多分私だけ） ちなみに自慢なのですが、バードウォッチングを始めて二日目に ヒレンジャクの群れを見たのでした。 そりゃもう今でも高笑いをしてしまいそうになるほど、大きな群れでした。 まだまだ図鑑すらきちんと見ていなかったその頃の私でもきちんと識別ポイントを確認しながら見ることのできた群れだったのです。 その時にはちっともありがたみを感じなかったのですが、今はそれが どれだけ貴重な体験だったか身にしみて分かっております。 こんな平地に住み、怠け者な私には、そんなもん一生に一度見れるかどうかのものだったのです。 (MURASE)

●ヒレンジャク （Bombycilla japonica） ほらっ、このぷっくりしたお腹。 可愛いですよね。 (MURASE) 【撮影者】 Ｎ．ＭＡＴＳＵＤＯ 【データ】 山梨県山中湖村 　　　　PENTAX　Z-1P　PENTAX67M*6.7/800ED

●キレンジャク （Bombycilla garrulus） 実は私の大好きな写真。 レンジャクというのは、こうやって赤い実とのショットが一番 「らしい」気がするのです。 背後のレンジャクの尾の黄色がきれいに出てて、なお美しいと 思うのですが、これって素人考えでしょうか？ (MURASE) 【撮影者】 Ｎ．ＭＡＴＳＵＤＯ 【データ】1996年11月30日　栃木県日光市 　　　　PENTAX　Z-1P　PENTAX67M*6.7/800ED