写真リスト
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野鳥の分類は,最も原始的な種から始まり,最も進化した種で終わります.
最も原始的とされるのがこのアビの仲間.
そして,最も進化した種とはカラスの仲間です. さて,このアビ目アビ科の鳥は,世界中に 5種類しかいないんです! 「え〜?」って感じですが,本当です. ウオッチャーならば,日本の野鳥図鑑の最初に出てくる アビの仲間を何千回も見ていることでしょう. あの4種にハシグロアビを加えて全部なのです. 今回はなんと!その5種全てを掲載できるのです. この幸運に感謝しながら, アビの仲間の紹介を始めたいと思います. (CHINO) |
「ハシジロアビ」
あまりに楽しく短かった北海道に別れを告げ
また、寒い中甲板に出かけて行き
ケイマフリやら、
ちっこいウミスズメ類を1羽1羽確認するという、
そんな時、なにやら海上でジタバタしている奴を発見した。
奴は船に驚いて逃げようとしているらしかった・・・。
ところが、水面を助走する奴はいつまでたっても飛べないのであった。
かくして、その日俺はライフリストにその
(MASUKO)
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●アビ(Gavia stellata) | ||||||||
アビ目アビ科のアビです. なかなか見られない夏羽ではもっと特徴的な色をしていますが, 冬羽ではこのように灰色っぽくなっています. そして,他のアビの仲間と似ており,区別するのが難しいです. 普通,このように陸上に上がってる事なんてなかなかありません. (CHINO) | ||||||||
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●オオハム(Gavia arctica) | ||||||||
アビ科の2種類目はこのオオハム. これも冬羽ですが,アビと比べると結構黒っぽいです. くちばしも太く見えますが,冬の海で遠くにいたら望遠鏡で確認するだけでも一苦労なのです. (CHINO) | ||||||||
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●シロエリオオハム(Gavia pacifica) | ||||||
アビ科3種類目のシロエリオオハムの夏羽です. 夏羽ではのどの所の色で他の種類と区別できます. シロエリオオハムは紫光沢の黒,オオハムは緑光沢の黒,アビが赤褐色です. 他に,シロエリというくらいで,後頭部が他の種よりかなり白いです. (CHINO) | ||||||
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●シロエリオオハム(Gavia pacifica) | ||||||||
続いて,シロエリオオハムの冬羽. オオハムの冬羽に似ていて見分けるのが難しいです. オオハムより一回り大きく,前くびがより白いそうです.(CHINO) | ||||||||
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●ハシジロアビ(Gavia adamsii) | ||||||||
アビ科3種類目のハシジロアビの夏羽です. この種から夏羽の首から先の模様パターンが変わります. 体もさらに大きくなります. 海なし埼玉県ではこんな鳥,見る術もありませんです. (CHINO) | ||||||||
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●ハシジロアビ(Gavia adamsii) | ||||||||
しっかり冬羽も押さえてあります. 大きさもさることながら(1羽でいたら初心者には判断つきませんが), 太くてやや黄色っぽいくちばしと薄めの背中がポイントです. (CHINO) | ||||||||
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●ハシグロアビ(Gavia immer) | ||||||||
ラスト5種目はハシグロアビ冬羽です.
この鳥,古い図鑑には載っていませんでした.
1990年代にいくつかの観察例があるようです.
すでにNJの野鳥シリーズでデジカメ写真を出していますが,
その後ボストン近郊のケープコッドというところで撮れた写真を紹介します. ハシジロアビより一回り小さいらしいですが(伝聞かよ!), 同じような形のシルエットに鉛色のくちばしをしています. カナダ全域で繁殖する,カナダの国鳥的存在. 20ドル札と1ドルコインに描かれています(もしかして国鳥?). (CHINO) | ||||||||
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(CHINO)