カツオドリ | アカオネッタイチョウ | ヒメクイナ | ズグロミゾゴイ | アカガシラサギ | クロサギ |
今回は野鳥の杜「写真班」筆頭のMATSUDO氏の写真ですが、
初春の南国、沖縄本島から石垣島、与那国島でのものをまとめて紹介します。 私は普段、これらの島を「南の島」と呼んでいるのですが、 実のところ正式な呼び名を知らなかったんです。 そこで調べてみました。
まず、南西諸島
そして、南西諸島の沖縄県側の沖縄諸島、先島諸島を→琉球諸島。
と言う訳で、今回の「沖縄本島から石垣島、与那国島」のくくりは、琉球諸島になります。 私はまだ奄美大島しか行ったことがありませんが、 日本最西端の島である与那国島は、更に珍鳥の宝庫。 バードウオッチャーにとっては夢の島です。 島内はもとより、島へ渡る船上から見られる海鳥、 普通種でも本州・九州などとは別の亜種だったりして、 ほんとに楽しいらしいです。 (CHINO) |
ペリカン目カツオドリ科
カツオドリ (Sula leucogaster)
カツオドリの飛翔写真。顔の端が青いので雄の成鳥と思われます。
近くでは伊豆諸島、遠くは小笠原諸島、硫黄列島、
南西諸島では、草垣島、尖閣諸島などで繁殖しています。
(CHINO)
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ペリカン目ネッタイチョウ科
アカオネッタイチョウ (Phaethon rubricauda)
アカオネッタイチョウの若鳥の飛翔写真。
風切羽が白いので、アカオと判断できます。
ネッタイチョウには赤尾と白尾の二種類いますが、
赤尾の方は、硫黄列島と南鳥島で繁殖しているので、
見やすいのはこちら。
白尾はもっと南の島(外国)で繁殖する。
(CHINO)
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ツル目クイナ科
ヒメクイナ (Porzana pusilla)
琉球諸島では、クイナの仲間がたくさん見られます。
ヒメクイナもその中の一つなんでしょうか?(良く知らない)
北海道、本州では少数が夏鳥、本州以南では少数が旅鳥や冬鳥として見られます。
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コウノトリ目サギ科
ズグロミゾゴイ (Gorsachius melanolophus)
八重山群島(石垣、西表、黒島)で留鳥の熱帯〜亜熱帯の鳥。
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アカガシラサギ (Ardeola bacchus)
アカガシラサギのきれいな夏羽。
旅鳥で日本へやってくる珍しいサギ。
中国南部〜東南アジアに棲んでいるので、南へ行くほど見られる可能性が高くなる。
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クロサギ (Egretta sacra)
クロサギ自体は、特に南国の鳥というわけではありませんが、
クロサギには、白いタイプ(白色型)が居まして、南西諸島では白色型が多いらしいです。
(CHINO)
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次は、珍しいチドリと
アジサシの写真です。 (CHINO)