番外 まとめて追加・第1弾 

写真リスト
ハシボソミズナギドリ ワシミミズク ナベコウ ハイタカ クマタカ ミゾゴイ


「日本の野鳥とは?」

現在、日本で確認されている野鳥はいったい何種類なのだろうか?

この質問、意外と難しいのである。

日本鳥学会が日本産鳥類目録を出版しており、そこで認められていれば一応日本の野鳥と言うことになる。
現在第5版(最終補遺1978年)が最終版となっており、そこでは505種が記載されている。

しかしながら、日本のバードウォッチャーは、
そこに載っていない種類(未公認記録)や、
いまだかつて国内で誰も見ていない種類(日本初記録)を熱心に探し続け、
実際には、もっといろいろな種が観察されているのだ!

その数は、550種類とも600種類とも言われている。

野鳥の杜では、”前人未到の500種掲載”を目標に掲げてしまった手前、
いまさらギブアップ宣言するわけにもいかない(笑)。

やや強引ではあるが、野生個体の写真が撮れるまで籠の中の写真も勘弁してもらいたい。

(CHINO)


ミズナギドリ目ミズナギドリ科

ハシボソミズナギドリPuffinus tenuirostris

種の判定でアップするのが遅くなりました。 航路で見られるミズナギドリの仲間です。
(CHINO)

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 1990年 5月 小笠原航路       NikonF3 ED400mm F3.5 KR 【コメント】昔の写真であんまり自信ないのですがハシボソだったと思います。


フクロウ目フクロウ科

ワシミミズク (Bubo bubo

もともとアジア大陸に棲む大型のフクロウで、 希に北海道などで見られるらしいです。
特徴のある「ウ〜、ウ〜」という声で鳴きます。
(CHINO)

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 1999年5月30日 東京都多摩動物園       NikonF5 Sigma70-200mmF2.8 RDP2 【コメント】日本ではほとんどいませんから野生の写真はなくてもしかたない       でしょう。       こういう鳥をじっくり観察できるのは動物園のいいところです。


コウノトリ目コウノトリ科

ナベコウ (Ciconia nigra

以前九州にツルを見に行っている時、宮崎で出たとの情報が入りましたが、 見に行けませんでした。
その後(9年くらい前?)、 私の家の近所(埼玉県)でナベコウ騒ぎがあった時も見られませんでした。 いつになったら見る事が出来るのだろう?
(CHINO)

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 1999年5月30日 東京都多摩動物園       NikonF5 Sigma70-200mmF2.8 RDP2 【コメント】ナベコウにはツイテイナイです。まだ見たことありません。       けっこう狭い水路とかが好きらしいですね。そのせいもあって、       見にくい鳥のようです。


タカ目タカ科

ハイタカ (Accipiter nisus

オオタカ属の中で中間の大きさのタカ。 名前の通り背中が灰色っぽい。 渡りの時にも比較的見やすく低地での繁殖が増えているツミ、 展望台等から飛翔を観察しやすいオオタカと比べて、意外と観察しにくいタカです。 写真も撮りにくいですね。
(CHINO)

【撮影者】 A.FUJITA 【データ】 1999年12月28日 鹿児島県出水市荒崎       Nikon F4 Nikkor ED600mm F5.6       f11オート1/45 MS100/1000(400設定)


タカ目タカ科ハイタカ

クマタカ (Spizaetus nipalensis

タカと名が付く仲間では最も大型のタカ。 ようやくふじたさんの写真をもらって来れましたが、一番欲しかったのがこの写真。
(CHINO) 【撮影者】 A.FUJITA 【データ】 1998年11月27日 富山島利賀村       Nikon F4 Nikkor ED600mm F5.6       オート1/30 RDPII


コウノトリ目サギ科

ミゾゴイ (Gorsachius goisagi

本州や九州では夏鳥として繁殖していますが、 暗い森の奥で営巣しているため、なかなか見る事の出来ないサギです。
こんな明るいところに出て来る事は希です。
(CHINO)

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1999年 5月 石川県輪島市


次も、まとめて追加・第2弾です。

(CHINO)